第300回研究講演会開催報告


情報処理学会東北支部第300回学術講演会報告
日時:平成14年3月7日(金)15時〜16時30分
場所:弘前大学理工学部1号館4階第8番講義室
講師:池田誠氏(株式会社「理経」技術開発部         
バイオビジネス推進グループグループ長、         
東北大学学際科学研究センター客員助教授)
演題:ポストゲノミクス時代の情報処理に向けて

講演内容:

 Cionaゲノム解析に向けた東北大学加齢医学研究所・学際科学研究センターの取り組み、20世紀後半に米国で設立されたバイオインフォマティクスベンチャー企業の時代背景と現状の紹介が行われた。ゲノム解析におけるオントロジーの話題が取り上げられ、その役割と重要性が強調された。また、 $1,000でのゲノム読み取りに向けたマイクロファブリケーションとデータインテグレーションツールについて、翻訳後修飾の解析に果たす新しい分析手法としての質量分析装置とそのデータ解析技術についての詳しい説明があった。

参加者:約30名
報告者:清水俊夫
〒036-8561 弘前市文京町3
弘前大学理工学部電子情報システム工学科