第307回研究講演会開催報告


情報処理学会東北支部学術講演会報告
日時:平成16年4月28日(水)14:40〜16:10
場所:東北大学工学部電子・応物・情報系101大講義室

演題:ユビキタス情報社会に向けて
講師:茅根 修 氏((株)日立製作所 トータルソリューション事業部)

講師の茅根 修 様より、ユビキタス情報社会の全体像とユビキタス情報社会を 構築していく上で必要となる各種の技術について講演が行なわれた。

人々の生活を豊かにし、安全・安心な社会を提供するための要素技術として、 粉状超小型ICチップやネットワーク技術などの技術が研究開発されている。 これらユビキタス情報社会を支える要素技術は、自動車や家電製品をはじめとして、 あらゆるものへの利用が検討されており、小型化、高度化が進んでいるが、 これらの技術を、これからの情報社会に適用するには、種々の技術を融合させ、 「システム」化することが重要となってくる。

本講演では、以上のような、ユビキタスを取り巻く社会の潮流と、 ユビキタス情報社会のための主要技術の最前線などについて紹介がなされた。

参加者:約270名
報告者:満保雅浩
東北大学情報シナジーセンター・情報教育研究部
〒980-8576 仙台市青葉区川内