研究会(平成16年度 第5回)開催報告
平成16年度第5回 情報処理学会東北支部研究会 開催報告
日時 : 平成17年3月8日(火) 10:00〜17:40
会場 : 宮城大学本部棟400講義室
(〒981-3298 宮城県黒川郡大和町学苑1番)
Web Page:
http://www.myu.ac.jp/~togashi/conf/ipsj-tohoku05/
発表件数 : 研究発表15件,特別講演1件
発表時間 : 発表 15分 質疑応答 5分(研究発表)
◆セッション1:情報基礎とCG(10:00〜11:00)
座長:高橋淳也(宮城大学)
(1) 級数の和\sum_{k=0}^{n} k^m(n-k)^mと数値積分公式への応用
海野啓明(仙台電波高専)
(2) 雪氷現象の簡便なCGシミュレーション法
阿部茂,朱朝江,村岡一信(東北工大)
(3) 区分化とクラスタリングによるセグメント探索の高速化
杉山雅英(会津大)
◆セッション2:ネットワーク(11:10〜12:10)
座長:秋月治(宮城大)
(4) ネットワークを用いた汎用型事業評価システム
佐久間信行,秋月治(宮城大)
(5) Exhaustive MAC: Efficient QoS Mechanisms for IEEE 802.11 Based
Wireless Mobile Ad Hoc Networks
Zalal Uddin Mohammad Abusina,Takuo Suganuma,
Norio Shiratori(東北大)
(6) MobileIPv6環境における移動体通信の継続的監視のための
Polling Systemの設計と実装
増田尚則,北形元,菅沼拓夫(東北大),
キニ・グレン・マンスフィールド(サイバーソリューション),
白鳥則郎(東北大)
◆セッション3:特別講演(13:10〜14:10)
座長:富樫敦(宮城大)
「次世代情報・通信技術発展のために」
野口正一 (仙台応用情報学研究振興財団理事長,
前会津大学学長,東北大学名誉教授)
(講演概要)
日本の情報・通信技術は情報家電分野の急速な発展に支えられ,元気を取
り戻した.しかし,IT全体の各分野における日本の復活は国際的なレベルで
見て十分可能なのであろうか.現状のままでは極めて難しい.
本報告ではこの問題解決のため,情報・通信技術を5段階の階層でモデル化
し,この上で新しい具体的なIT戦略のあり方について述べる.
◆セッション4:セマンティックウェブと健康管理(14:20〜16:00)
座長:加藤靖(仙台電波高専)
(7) 宮城県内の病院で感染管理に携わる看護師のネットワーク構想について
大須賀ゆか(宮城大)
(8) ネットワークシステムを用いた健康教育における効果と課題について
吉田俊子(宮城大)
(9) エージェントと携帯端末を利用した介護スケジュール支援システム
千葉美貴子,板橋吾一,高橋薫,加藤靖(仙台電波高専)
(10) 健康に関する領域オントロジの構築について
大益知佳(応情研),板橋吾一(サイエンティア),富樫敦(宮城大)
(11) オントロジ上の推論機構と推論エンジンの設計開発
湯本純也,大益知佳,藤村幸平,富樫敦(宮城大)
◆セッション4:情報システム(16:20〜17:40)
座長:宮西洋太郎
(12) 組み込み用ボードを用いた脳波コンピュータインターフェースの開発
大山直人,石澤一紀,千葉慎二(仙台電波高専)
(13) TRMIにおけるローカルメソッドのスレッド制御機能の実現
加藤剛彦,杉山安洋(日本大)
(14) CDブートLinuxを用いたキャンパスグリッドの構築とマルチジョブ法による
FDTD並列計算の負荷分散特性
木村功児,園田潤(仙台電波高専)
(15) ビジネス系情報システム構築におけるモデリングについての考察
宮西洋太郎(宮城大)
参加者:約60名
懇親会:18:00より宮城大学生協食堂にて開催
報告者:富樫 敦 (宮城大学)