第321回研究講演会開催報告


情報処理学会東北支部第321回研究講演会開催報告
日時: 2005年10月24日(月)14:30〜16:00
会場: 秋田大学工学資源学部情報工学科1階101講義室
演題: 言葉と文化の壁を乗り越えて−中国における日本語教育と情報社会の現状−
講師: 大連民族学院大学 王 秀文 氏

講演報告:
 現在の中国では,日本語教育が盛んに行われている。特に, 大連には日本企業が約3,000社も在り,毎年25万人の日本人 が大連へ来る。そのため,大連にある大学の殆どに「日本語 学科」がある程,日本語教育が盛んな都市である。
 一方,どのような言語を習得しても使用しなければ意味がな い。言語はコミュニケーションのための手段である。今後は, 国境の存在しない社会へと変化すると考えられるため,言語 は必須のツールである。しかしながら,情報ツールを活用し, 言語と一緒に文化も学ばなければその言語の本当の意味を 理解できないことが多い。即ち,「異文化コミュニケーション」 が必要になるだろう。

参加者:90名
報告者:西田 眞
〒010-8502 秋田市手形学園町1-1
秋田大学工学資源学部情報工学科
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