平成17年11月14日 支部役員会制定

情報処理学会東北支部野口研究奨励賞に関する要項




1.目的
 この要項は,情報処理学会東北支部表彰規定第2条(2)項に基づき 実施する,「情報処理学会東北支部野口研究奨励賞」の表彰に関わる 事項について定めるものとする。

2.趣旨
 我が国を代表する情報処理分野のパイオニアであり,東北地方の当分 野の発展に多大に貢献された野口正一先生(東北支部第7代支部長, 本会第18代会長)から寄贈された資金により,優秀な学術論文を出 版した東北支部会員の若手研究者に対して野口研究奨励賞を授与し, より一層の情報処理分野に関する研究開発を奨励するものである。

2.対象
表彰の対象者は,次のとおりとする。
 (1)本学会東北支部会員(正会員または学生会員,手続き中のもの を含む)であること.
 (2)過去3年程度以内において,情報処理分野に関連する学術雑誌 に掲載された論文の主要な著者であること。ただし,第一著者である かどうかは問わない。
 (3)応募時において35歳以下の若手研究者であること。
 (4)受賞者以外の共著者は表彰の対象としない。

3.応募
応募方法は,次に定めるところによる。
 (1)応募者は対象論文および推薦文(あるいは自薦文)を応募用紙 とともに庶務幹事宛てに送付する。
 (2)推薦文(自薦文)のフォーマットは任意とする。
 (3)対象論文の他に参考となる論文がある場合,2編以内を添付す ることができる。

4.選考
受賞者の選考方法は,次に定めるところによる。
 (1)支部長が役員から任命する「野口研究奨励賞選考委員会」を設 置し,支部長が委員長となり,受賞者の選考を行う。
 (2)選考委員長の報告に基づき支部役員会で決定する.
 (3)受賞者は,原則として毎年度につき1名とする.

5.表彰
受賞者には,賞状,賞牌および賞金を支部総会において授与する。賞 金は,1名につき30,000円とする.

6.期間
原則として,この要項が施行されてから5年間は,本表彰を実施する。

7.雑則
本要項の改廃は,支部役員会の議決により行う。

以上