情報処理講演会(情報処理学会東北支部共催)
開催案内


   開催日:10月14日(火) 14:00〜16:00
   会  場:山形大学工学部(米沢キャンパス) 中示範C教室
	 (〒992-8510 米沢市城南4-3-16)
      [米沢キャンパスへのアクセス:下記を参照]
        http://www.yz.yamagata-u.ac.jp/access/
      山形大学学術情報基盤センター(小白川キャンパス)リモート講義

   [講演1]
     「UPKI事業と大学間無線LANローミングの実現」
       後藤英昭

    <要旨>
 
    国立情報学研究所と7大学が共同で行っている最先端学術情報基盤
    (CSI)構築事業において、大学間連携のための全国共同電子認証
    基盤構築事業(UPKI事業)は大きな柱の一つである。従来は各大学
    内に閉じていた認証システムを、セキュリティ的に安全な手段
    によって大学間で連携させることにより、最先端学術研究の加速
    支援や、学術人材の流動への対応などを目指している。本講演では
    UPKI事業の概略を述べるとともに、その応用例の一つで早期に実現
    された、国際・国内無線LANローミング基盤について、教育研究の
    現場に与える影響や、システム構成・技術、運用状況を紹介する。
 
   [講演2]
 
   「東北大学サイバーサインエスセンター新大型科学計算機システムSX-9の紹介」
     小林広明 ・ 江川隆輔

     <要旨>
    全国の大学・研究機関に所属する研究者の学術研究のための全国共
    同利用施設であり,最新鋭・高性能コンピュータシステムを備え幅
    広い先端分野の研究を強力に支援しています.2008年3月に世界に
    先駆け導入した最新鋭のベクトル型スーパーコンピュータSX-9シ
    ステムは,102.4Gflop/sのベクトル演算性能を持つ世界最速の1
    チップベクトルプロセッサ16個搭載するノード,16ノードで構成
    され,システム全体の理論性能は26.2Tflop/sに達します.
    本発表では,全国の研究者との共同研究,プログラム高速化支援
    活動等の東北大学サイバーサイエンスセンターの全国共同利用施
    設としての取組みと併せて,新大型科学計算SX-9システムの概要,
    および実アプリケーションを用いた性能評価について説明します.

 
   主  催:東北大学サイバーサイエンスセンター
      山形大学学術情報基盤センター
  共 催:情報処理学会東北支部
 
   責任者:山形大学大学院理工学研究科  田中 敦
          Tel : 0238-26-3337
          Fax : 0238-26-3299
          E-mail :