平成20年4月18日 支部役員会制定
平成26年5月7日 支部運営委員会改正
この要項は,情報処理学会東北支部表彰規定第2条(2)項に基づき実施する,「情報処理学会東北支部野口研究奨励賞」の表彰に関わる事項について定めるものとする。
我が国を代表する情報処理分野のパイオニアであり,東北地方の当分野の発展に多大に貢献された野口正一先生(東北支部第7代支部長,本会第18代会長)から寄贈された資金により設立された本賞は,優秀な学術論文を出版した東北支部会員の若手研究者を表彰し,より一層の情報処理分野に関する研究開発を奨励するものである。
表彰の対象者は,次のとおりとする。
(1)本学会東北支部会員(正会員または学生会員,手続き中のものを含む)であること.
(2)過去5年程度以内において,情報処理分野に関連する学術雑誌・国際会議予稿集に掲載された論文の主要な著者であること。ただし,第一著者であるかどうかは問わない。
(3)応募時において35歳以下の若手研究者であること。
(4)受賞者以外の共著者は表彰の対象としない。
応募方法は,次に定めるところによる。
(1)応募者は対象論文および推薦文(あるいは自薦文)を応募用紙とともに庶務幹事宛てに送付する。
(2)推薦文(自薦文)のフォーマットは任意とする。
(3)対象論文の他に参考となる論文がある場合,2編以内を添付することができる。
受賞者の選考方法は,次に定めるところによる。
(1)支部長が支部運営委員から任命する「野口研究奨励賞選考委員会」を設置し,支部長が委員長となり,受賞者の選考を行う。
(2)選考委員長の報告に基づき支部運営委員会で決定する.
(3)受賞者は,原則として毎年度につき1名とする.
受賞者には,賞状,賞牌および賞金を支部報告会において授与する。賞金は,1名につき30,000円とする.
本要項の改廃は,支部運営委員会の議決により行う。
以上