情報処理学会東北支部研究講演会(秋田大学)報告


〇日時:2023年11月20日(月)13時~14時20分
〇主催:情報処理学会東北支部
〇共催:秋田大学大学院理工学研究科人間情報工学コース/理工学部人間情報工学コース
〇開催形態:オンライン開催
〇講師:半澤 康弘氏
(ロジスティード株式会社 DX戦略本部 CSイノベーション本部)
〇演題:サプライチェーン上のデータ活用によるDX 推進とロジスティクス領域における脱炭素アプローチ
〇講演報告:
 近年,消費の変化,市場の変化,気候変動,労働力の変化などに伴い,物流業のデジタル化が加速している。また,蓄積したデータの活用を高度化することで,顧客の視点を強化する試みがなされている。
 本講演では,サプライチェーンの最適化サービスについての説明が行われたあと,データ活用による透明性の必要性やVUCAな時代における時間の考え方に関する説明がなされた。また,物流領域における脱炭素ニーズの最新事例についての紹介が行われた。さらに,データ利活用によるDX人材育成についても説明が行われ,デジタル社会における将来展望が示された。
 以上のように,ロジスティクス領域におけるデータの活用によるDX推進と,脱炭素アプローチについて理解することができ,参加者にとって非常に有意義な講演であった。

〇参加者:約105名

〇報告者:景山陽一(秋田大学大学院理工学研究科)

report/talk_20231120.txt · 最終更新: 2023/11/21 by admin